歯科衛生士の勉強会ブログ②

子どもの食生活のポイント
前回に引き続き、小児の勉強会で学んだことを
少し紹介させて頂きます。
今回は食生活のポイントについてです。
よく噛んで食べる
胃液には感染症やウイルスを殺菌する重要な役割があります。
流し込み食べをしたり、食べたものが大きなままお腹の中に入ると
胃液が薄まったり、十分に消化しきれず、
食中毒を起こしてしまうことがあります。
よく噛んで食べることで胃液が十分に満たされます。
朝ごはんをしっかりたべる
朝食はごはんとお味噌汁がおすすめです。
パンは食パンでも砂糖が入っていますので、毎日は控えておきましょう。
朝食を食べる食べないでは集中力に差がでて学力にも影響するそうです。
子供のおやつ
砂糖まみれや油まみれの食べ物はなるべく控えましょう。
おにぎり、うどん、さつまいも、とうもろこし、など穀類イモ類を中心に。腹持ちも良いです。スナック菓子や砂糖まみれの食べ物はたくさん食べるだけ、余計に食べたくなってしまい、夜ご飯の時間にお腹がいっぱいで十分な栄養をとることができなくなってしまいます。
カタカナ食は休みの日などに
カタカナ食とは、例えば
オムライス、カレー、アイスクリーム、
サンドイッチ、ハンバーグ、スパゲティなどです。
柔らかく咀嚼回数が少なめで、油っぽい食事になります。
美味しいですが、毎日こういった柔らかいものを食べていると
歯や顎の成長に影響が出ます。また、噛む回数が減ると
胃液が十分に満たされず、消化不良を起こすことがあります。
お休みの日の楽しみにとっておきましょう。
もしくは、オムライスのお米を玄米にしたり、
カレーに豆を入れたり、
サンドイッチのパンを耳つきにするなど、
噛む回数が増えるよう工夫すると良いと思います。
バランスの良い食品=まごはやさしい
ま 豆
ご ごま
は(わ)わかめ
や 野菜
さ 魚
し しいたけ
い いも
幼少期にしっかり栄養をとってよく噛んで食べることは、歯や顎の成長に繋がります。歯と食事はとても深い関係にあり、お口の健康を守るためには日々の歯ブラシ習慣だけでなく、食生活習慣も密接に関わっています。
バランスのとれた食生活を心がけていきましょう。
衛生士 出口
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