顎関節症

顎関節症とは?
顎の筋肉が弱かったり、噛み合わせが悪いなどの原因で障害が起きる病気です。
口を開け閉めする際にカクンカクンと音がしたり、痛みが伴ったり、口が開けづらいなどの症状が見られます。
顎関節症の治療
顎関節症になる原因
顎関節症になる原因は様々なものが考えられます。
噛み合わせの問題、姿勢が悪い、ストレス、頬杖をつく、歯の食いしばり、歯ぎしりなど、要因が重なり合って起こります。
歯ぎしりについて
歯ぎしり、食いしばりは普段の6倍以上の力が歯にかかることがわかっています。
歯に負担がかかる歯ぎしりですが、原因は解明されていません。
普段の噛む力は大体ご自身の体重くらいですので、体重50キログラムの方であれば300キログラム以上の力をご自身の歯や顎の骨にかけていることになります。
また、歯ぎしりはギリギリと音がすると思われていますが、実際歯ぎしりをしている方を集めて音がする方はその中で、1割か2割程度とわかっています。
食いしばりに関しては、音はほとんどしません。
つまり、ほとんどの方が無自覚に歯ぎしりをし、歯に負担をかけている可能性が高いのです。
うえのファミリー歯科クリニックでは、対症療法になりますがマウスピースの作成を行なっています。
顎関節症の予防と治療方法
顎関節症の予防方法は、「姿勢を矯正する」「ストレスの原因を取り除く」「顎の筋肉を鍛える」「頬杖、食いしばりや歯ぎしりの癖をやめる」「噛み合わせの矯正」などがあげられます。
うえのファミリー歯科クリニックでは、噛み合わせの矯正や、歯ぎしり用マウスピース治療、痛み止めの投与などを行います。
いずれの治療も即効性のあるものではなく、痛みやお口の開け閉めの障害を緩和する対症療法となります。
歯科的治療と合わせてストレスの除去や姿勢の矯正などご自身のケアも大切です。
噛み合わせの調整
噛み合わせが原因で顎関節症と疑われる場合は、噛み合わせの調整をご提案いたします。
また、被せ物などが合っていない場合もありますので、その場合は被せ物の調整を行います。
うえのファミリー歯科クリニックでは、日本顎咬合学会に所属し、日々噛み合わせの見聞を広げています。
顎関節症の対策
身体や心の問題にも関わる顎関節症は、完治の難しい病気です。
治療後も、日々のケアを大切にしましょう!
急に顎関節が痛む場合は、無理をせず口の開け閉めは最小限に抑えます。
食事もやわらかいものを食べるようにし安静にすることで、痛みが引く場合もあります。
顎に悩みを抱える方は、一度うえのファミリー歯科クリニックまでご相談ください。